第4回 アーキニアリング・デザイン・アワード 2023


選考委員
福島加津也(委員長)(東京都市大学教授/建築家)、陶器浩一(滋賀県立大学教授/構造家)、磯 達雄(建築ジャーナリスト)、堀越英嗣(芝浦工業大学名誉教授/建築家)
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選考評(総評)


第4回AND賞をめぐって
斎藤公男(AND賞実行委員長)

2024年2月22日、第4回となるAND賞2023の最終選考会を無事終えることができました。選考会場となったのは昨年と同様に日本大学理工学部の「CSTホール」。長時間の熱心な選考を重ねて頂いた福島加津也委員長をはじめ堀越英嗣、陶器浩一、磯達雄の諸氏に敬意と感謝を表します。また難しい会の運営を支えて頂いた運営委員、実行委員の方々にも御礼を述べたい。そして何よりも、日頃多忙を極める中でAND賞に応募された多くの皆さんに感謝申し上げます。時代を切り拓くテーマ性の強い魅力的な作品からは興味深い大きな力を感じることが出来ました。

  AND賞への応募数は第1回より第3回まで各々、55件、40件、27件。そして第4回となる今年は32件でした。これまでの経緯からも予想されたことでしたが、今回のAND賞も一次選考(2023年12月16日)の段階から議論が沸騰しました。惜しくも入賞を逃したいくつかは、別の機会にもっと踏み込んだプレゼンを聞きたい、現地見学をしたいとの感想をもちました。私自身、いずれ機会があれば、と願っています。
さらに最終選考に進んだ10作品はいずれも力作。これは難航するな、との予感通り、各自のプレゼンを終えた後の選考会場は異様な空気に満ちていました。緊張感に溢れたその状況は選考委員の各々から発せられた「評価軸の多様性との対峙、苦渋の判断と決断」の言葉からも充分読み取れました。各委員と応募者との緊迫したやりとりやコメントの数々は実に興味深く、まさに「AND賞に学ぶ」の感。残念ながら私が心の中で推したいくつかの応募作品は優秀賞を外してしまいましたが―。

  優秀賞から最優秀賞への選考はさながらドラマ。ついに4名の選考委員の票が割れて、決着がつかず(2つの評価軸が拮抗したためか)最終決定への参考意見が実行委員長の私に問われることになったわけです。AND賞の難しさ、奥深さを物語る事かも知れません。来年の選考方法への検討課題といえそうです。作品のテーマも実に多様。防災・仮設・ストラクチュラルアート・ハイブリッド構造(RC・木・鉄)・屋外回廊・環境創出・自然な住宅・混成空間・アルゴニズムデザイン・工芸的架構との協働など。そこには社会・人間・自然を包含する今日的課題への切り込みや、イメージ(つくりたいもの)とテクノロジ―(つくれるもの)の間に漂う「2つのベクトル」の様相と融合が強く感じられました。

  AND賞とは何か。
今回の選考会でも各々の選考委員が抱くAND賞に対する評価軸が吐露された。個性をにじませながらも大局的にはぶれない価値観は共有されている。そう感じられました。ANDの理念に興味を抱く人々の思考と情熱が築き、創っていくもの。それがAND賞の最大の特徴といえそうです。
21世紀の今日、20世紀には予想できなかったいくつかの「事件」が目の前に現れてきました。1つめは行き過ぎた文明社会。神話の古代より変わらない人間の願望・欲望が招いた戦争や環境破壊は止まらない。2つめは頻発する地球災害。地震・津波・気候変動は激増していく。3つめはデジタル技術の進化・拡大。アルゴリズムの浸透はとどまる処を知らない。そしておそらく日常的には我々にとってこのITの影響力が最も大きい。一方で別の声も聞こえてくる。BIMやAIはあくまで人間の思考や技術的判断や効率化のための手段(Tool)のひとつ。それ以上の存在ではないと。

  人間は一体どこに行くのであろうか。不安もあるが夢や希望を抱かねばならない。直感的な閃き、想像すること。思考・工夫のプロセスやデザイン(設計・施工)の物語を紡ぐことが人間力の起点となるはずです。 そうしたことを問い続け、挑戦することこそ「AND賞」がめざすものではないでしょうか。

  Imagining the Future, Challenging Dreams!


選考経過と総評
福島加津也(AND賞選考委員長)

工学と美学の融合を目指すアーキニアリングという思いは、現代社会の多様化の中で、環境や建設、改修やものづくりにまで拡がります。このため、AND賞の選考委員も多様になるでしょう。経験豊富な建築家として堀越委員に、構造設計にとどまらない幅広い活動をしている構造家の陶器委員、日本では貴重な建築批評家として磯委員に、若輩の建築家として福島、という4名で構成されています。

一次選考では、日本有数の大手建設会社から、若手の建築家や構造家まで、幅広い分野から32作品の応募を得ました。昨年度は27作品でしたので、今年度は少し増えたことになります。その中から、AND賞の意義にふさわしい10作品が入賞として選ばれて、最終選考に進みました。

当日のプレゼンテーションは発表が4分、質疑応答が6分の計10分です。登壇者の皆さんの説明は木造、環境解析、コンピュテーショナルデザインなど、先端的で幅広いテーマが印象に残ります。
そうして、最優秀賞を決める選考が始まりました。例年通り、ここで4人の各選考委員がそれぞれの選考基準を明らかにしました。今年度のテーマは、堀越委員が「職人的なていねいさ」、磯委員が「技術が建築にどのように活かされているか」、陶器委員が「社会を変えるような物語」、福島が「つくることのデザイン」です。その後、1人4票で投票を行いましたが、満票の作品はなく、3票が3作品、2票が3作品、1票が1作品と、選考委員の票が散らばりました。それぞれの作品の特徴や規模が大きく異なるという、AND賞の性格から想定内の流れです。次に、1票以上を得た7作品に対して1人1票で2回目の投票を行い、3票を獲得した『ラジアルアンプハウス』、『早稲田大学本庄高等学院体育館』、2票を獲得した『Iさんの避難観測所』、『学ぶ、学び舎』の4作品が最優秀賞の選考に進みました。

残った4作品には、1分で追加アピールをしていただきました。その内容を加えて選考委員が1人1票の投票を行ったのですが、堀越委員と陶器委員が『学ぶ、学び舎』、磯委員と福島が『早稲田大学本庄高等学院体育館』を選んだことにより、ここで意見が2つに分かれてしまいました。 AND賞では、毎年どこかでこのような緊張関係が発生します(笑)。もちろん、選考委員同士でさらに議論を重ねたのですが、『学ぶ、学び舎』、のコンピュータと手づくりが融合したようなものづくりと、『早稲田大学本庄高等学院体育館』のコンクリートダブルスキンによる即物性は、全く異なる特徴の素晴らしさであり、なかなか落としどころがみつかりません。ここで『学ぶ、学び舎』、の秋吉さんから提案があり、『早稲田大学本庄高等学院体育館』の飯島さんも加わって選考委員と議論をすることになりました。それでも、議論をすればするほど2つの作品に優劣がつけがたく、最優秀が決まりません。その一方で、このときAND賞の選考で最も大切な「選考委員と登壇者の対話」がさらに深まったようにも感じたのです。私は静かに感動していました。

このため選考委員、登壇者、実行委員長へ確認をした上で、特例として『学ぶ、学び舎』と『早稲田大学本庄高等学院体育館』の2作品を最優秀賞とすることになりました。『ラジアルアンプハウス』と『Iさんの避難観測所』の2作品が優秀賞です。最優秀が2つになってしまったのは、審査委員長の力不足です。しかし、『学ぶ、学び舎』の秋吉さんが第2回の最優秀に続く初めての重賞、『早稲田大学本庄高等学院体育館』が大手組織事務所として初めての最優秀賞と、この2つの「初めて」が今後のAND賞の可能性をさらに発展させてくれたら、望外の喜びでもあります。


選考を終えて

磯 達雄(AND賞選考委員)

AND賞の選考委員を務めるのは4回目となる。アーキテクチュアとエンジニアリングの統合を評価しようというこの賞の性格上、当然なのだが、今回もさまざまな種類や規模の候補作が挙がった。それらの中には、現在、建築界に求められている社会的な課題に応えようとするものも少なくなかった。

そうした意味でまず高い評価が与えらえるのは、『SHIMZ CYCLE UNIT』である。建設現場の仮設事務所を環境性に優れたものへ置き換えられば、建設業に与えるインパクトは大きい。工法も工夫されたものだったが、完成した事例の魅力が今ひとつ伝わってこなかった点が残念だった。

コンピューターによるデザインと製作の統合も、今、盛んに取り組まれている課題だ。今回の候補作では、『TAC.Tの輪』と『学ぶ、学び舎』がこれに正面から取り組んでいる。両者を比べると、前者が産み出したものが洗練された造作なのに対し、後者が生み出したのはコンクリートと木が融合した怪物である。構造として過剰にも思えるのだが、後者の方に自分はより惹き付けられた。

自然災害といかに向き合うかも、建築の大きな課題である。『Iさんの避難観測所』は、水害に個人で耐えることが目指されている。その解決策が1本脚の人工地盤で、大げさにも思える命名は嫌いではないのだが、1本脚だからこその上部構造もありえたのではないか、と考えてしまった。『一本足の家』も1本柱で支えられているが、こちらは陸屋根の住宅。果敢な挑戦には敬意を表したいけれども、それにこだわる理由に納得がいかなかった。

活用促進が図られているCLTを扱ったのが『Hair room TOARU』と『警固⽵友寮』だ。前者はスラブに、後者は壁に、これを用いている。前者の内観は、RCの壁柱と美容院の鏡を一体化させ、内外の境界を消失させてしまったかのようで目を引く。しかし、風が抜ける通り土間を各階の寮室に面した後者の方が、CLTの活かし方という面で長じていると感じられた。

材料工法への問題意識は『早稲田大学本庄高等学院体育館』にも強く見られる。ここではダブルスキンという環境技術を組み合わせることで、コンクリート打ち放しというレガシーな工法の復権が図られている。

残りの2作、『ラジアルアンプハウス』と『屋外回廊わっか』は、課題の社会的意義ではなく、その解決法に鮮やかな冴えを見せている作品と言える。前者は、建物が密集する市街地の住宅に庭を楽しむ空間が、工芸的な架構によって実現している。後者は木と鉄骨を組み合わせて、軽やかな回廊の屋根をつくった。いずれも洗練されたデザインで、求められた建築空間を達成している。

これら10作品を比較して、優劣を付けるのは、例によってたいへん難しかったのだが、そこは総合的な判断で選ぶことにした。敢えて重きを置いたポイントを挙げるなら、達成されたデザインの統合がその作品として完結するのではなく、社会に広く影響を与えうるかどうか、そうした可能性を孕むものをより選んでいこうと考えた。

この観点から、最後まで強く推したのが『早稲田大学本庄高等学院体育館』である。コンクリート打ち放しという20世紀の技術を、21世紀につなげて広げようとした作品であり、その裏にはコンクリートにこだわる設計者の執念が感じられる。また『学ぶ、学び舎』も、新しい技術で建築が変わるのだという信念が形となって現れたもので、その強い気持ちを評価する。
この2作は甲乙つけ難く、選考委員会は最優秀として両者を選ぶこととなった。今回は仕方がないが、あくまでも例外的な措置としたい。次回以降は1作に絞るべきと考える。


陶器 浩一(AND賞選考委員)

4回目のAND賞選考委員を仰せつかりました。今年もバラエティに富んだ意欲的な32作品の応募がありましたが、例年その評価軸に頭を悩まされます。単に出来上がった作品の美的評価だけでなく、エンジニアリングの先進性や有用性だけでなく、AND賞として見るべき評価軸は何か? その定義も定められるものではありませんが、今年は「ものがたり」と「想い」の2点を軸に作品を拝見しました。

一つ目の「ものがたり」ですが、作品を生み出すまでのエンジニアとアーキテクト、設計者と施工者、建築と社会、作品が出来るまでのプロセスで、お互いを高めあいながら作品が昇華してゆくプロセス、あるいは出来上がった作品を舞台として起こる“ものがたり”を大切にしたいと思いました。

二つ目の「想い」は、如何に真摯に作品に向き合っているか、すなわち、作品に設計者の想いがどれだけ込められているかという点で、込められた想いは出来上がった空間に表れていると思います。特に今年の応募作にはそれを感じるものが多く、決して派手でなく一見さりげないものでも肩に力を入れない静かな思いが伝わってくるものもあれば、あるいは逆に力が入りすぎているけれど熱い思いが伝わってくるもののあり、いずれもその純粋な想いに好感が持てました。

一回目の投票では、『Hair room TOARU「建物の活動要素や今昔の風景、素材構法、環境性能、モノコトを建築的に組み替え、多層的に混生する』、『ラジアルアンプハウス「空間に寄与する工芸的架構」』、『Iさんの避難観測所―危機への備えと遊びのための鋼製小規模人工土地―』、『木と鉄骨のレシプロカル格子梁と円環状縁梁による屋外回廊「わっか」』、の作品に投票しました。一つ目は、全面鏡を貼り付けたRC壁をずらせながら配置し、CLTの屋根をかけ渡したヘアサロンで、適材適所の素材選定で防耐火要件を満たしつつ、シンプルな構成で特徴ある空間をつくっています。二つ目は、40本の垂木による方形の空間が特徴的で、特殊な技術に頼ることなく伝統的な工法を応用しつつ、その細かなディテールへのこだわりに設計者の強い想いを感じました。三つ目は、氾濫危険地域に建つ住宅の避難スペースの増築で、鋼製ラチス柱と鋼製ラチスの片持ち梁で構成した小さな人工大地で小屋を浮かせています。この特徴的なかたちが災害に対する安心感を与え、この建物を見ることで周辺住民もこの地域の災害危険性を再認識し、市民レベルで防災意識がまちに展開してゆく可能性を感じました。4つ目は、2つの道の駅を連結する大きな広場を囲うように設けられた屋外回遊路で、人々の活動を妨げないようにφ114.3mmの鋼管柱の上に架けられたスパン1.2mの格子梁の屋根は、柱同士をつなぐ120mm角型鋼管の間を120mm角の木格子梁をレシプロカル構造で架けています。木と鉄を適材適所に組み合わせて用いることにより、すべて外形が統一されたシンプルな架構を実現しており、特別な技術や特殊な部材を用いることなく、さりげなくシャープな架構を実現していることに好感が持てました。
いずれもそのタイトルから作者の作品への強い想いが伝わってきました。

最終投票で得票を得た2作品は全く異なる評価点をもつもので選考は難航を極めました。
『環境を制御するコンクリートダブルスキンー早稲田大学本庄高等学院体育館―』は、RC打ち放しの特徴的な外観が目を引きますが、コンクリートダブルスキンによる多機能な環境制御手法とその空間は、総合事務所らしい完成度の高さを感じました。『学ぶ、学び舎』は、その形態が最初恣意的に見えましたが、その空間が新たな行動を誘発するという建築の初元的な意味を感じ、また、CLT型枠RC構造という素材の適材適所な選定への普遍性も感じました。
結局これら2作品に甲乙つけることが出来ず最優秀が2作品となり今後への課題も残しましたが、まさに多様な評価軸を持つAND賞らしい決着となったともいえます。


堀越 英嗣(AND賞選考委員)

今年で四回目となったAND賞であるが、「技術を持って統合する」という理念で建築及び周辺技術を見直すことで、これまで評価されにくかったが、実は大切な試みを見出そうという賞である。基準に関しては今回も最終選考においては初めに選考委員が自らの選考基準を話すことで、多様な視点での選考であることを表明している。

応募作品も家具から大きな建築まで現代の先端的で多様な建築・技術の応募が揃ってきたことは賞への理解が定着し始めたような気がする。
応募作品は全体的には木造の技術の多様な展開に加えて社会的なテーマ、災害、耐震改修、リノベーションなど、現代の日本の建築の状況を反映していることはこの賞にふさわしい内容である。
もちろん現代の要求に対して真っ直ぐに「完成」されている建築作品もあったが、AND賞としては、それに加え、ある意味で要求された範囲を逸脱した新しい可能性の提案を積極的に評価したいと考えており、その萌芽が見られるのが最終選考に進んだ10作品である。

10作品の中で優秀賞には至らなかったが、『木と鉄骨のレシプロカル格子梁と円環状縁梁による屋外回廊「わっか」』は1回目の投票では票を入れていたが、残念ながら最終投票には残らなかった。軽快な外部の庇の「わっか」の形態とレシプロカル構造との意外な整合性はワクワクする可能性を感じた。機能的には少し高すぎる部分が気にはなったが、優秀賞に値する作品であると思う。『SHIMIZ CYCLE UNIT』はリサイクル可能な木造で、過酷な建設現場に安らぎを与える「みんなの仕事場」であり、これからの建設現場の標準となってほしい。『ラジアルアンプハウス「空間に寄与する工芸的架構」』は個人住宅であるが社会に対して美しい架構の天井を「見せる」という配置の考えに共鳴する。閉じがちな個人住宅を、「見る見られる関係」にすることで、住人と地域社会の人が自然に仲間として緩やかにつながるきっかけを建築がもたらしている。そして見せる方形の垂木屋根の美しい工芸的な架構は日本の優れた大工の技術を活かしており、日本の伝統技術の継承という意味においても貴重である。近年エンジニアリングウッドと金物の「木造」が多く試みられているが、このような「職人的技術が生み出す空気感」はいかにAI技術が合理性を追求しても到達できない宝であると思う。Hair Room TOARUはCLTを水平なスラブに垂直要素をRCの壁によるランダムな構成で、植栽と合わせて様々な居場所を作り出す論理的明快さを持つ楽しい建築である。欲を言えば環境調整を取り入れたり、屋根の水の道を植栽に生かすなど、エコロジカルな建築となる可能性を持つ作品である。

『環境を制御するコンクリートダブルスキンー早稲田大学本庄高等学院体育館―』は既に様々に発展しているコンクリートの可能性をさらに追求した意欲的な作品である。RCのダブルスキンの構造を生かした機能や環境制御と一体化しつつ、すべてRCで仕上げるという総合的技術を駆使して完成させた「職人技的仕事」である。極めてストイックな空間で、果たして高校生の体育館としては閉じすぎではないかとの疑問もあるが、徹底した空間はその疑問にも揺るがない信念を感じた清々しい労作であり最優秀賞にふさわしい。もう一つの最優秀賞である『学ぶ、学び舎』は個別に講評しているので詳細は触れないが、この「合理性の近傍にある」構造は合理性、経済性だけを追求した建築にはない「オリジナル」という建築の「原初」(ORIGIN)にある魅力を持っており、それをエンジニアと建築家が四つに組んでどちらも引かない凝縮した建築の形は、これからの建築のあり方に一石を投じている。こちらも最優秀にふさわしい提案であり、今回一つに絞れない程の異なった二つの作品を選べたことは、実は喜びの方が大きいかも知れない。



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